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2009年11月24日

超低周波音のいたずら…

静かな室内に一人でいると
些細な音にも敏感になってしまいますよね。
その中でも、蛍光灯のノイズなどは
身近なものではないでしょうか。

このような、環境騒音として出会う低い音に
変電所の”ブーン”という音があります。
この”ブーン”という音は、磁歪(じわい)振動といい
交流周波数の2倍の周波数で振動しており、
東日本では100Hz、西日本では120Hzです。

これでも、かなり低い音ですが人間はもっとずっと
低い音まで聞き取れます。
聴覚の感度は、周波数が低くなるにつれて悪くなります。

人間の聴覚は、3kHz付近の感度が最も高く、
これより周波数が低く500Hz以下になると
急に感度が低下します。
人間に普通聞き取れる下限の周波数は20Hz程度と
言われています。

騒音問題という立場でみると、
20Hz以下の超低周波音による苦情は、
意外な形で現れることが多いのです。

たとえば、風も吹いていないのに窓や障子がガタガタいう、
などといったものです。

一瞬、おばけかな…???icon196なんて思ってしまいますが
実は、近所の工場の大きな送風機などから出ている、
きわめて低い周波数の騒音がその正体だったり。

このような、超低周波音は普通の人には聞こえませんが、
音は確かに伝わってきて窓や障子を
振動させるというわけなのです。

また、超低周波音は聞こえはしなくても
血圧の上昇などを引き起こすこともあるそうです。

オーディオファンの皆様には、コントラバスや
オルガンの豊かな低音に憧れる人が多いと思われます。
が、憧れの低音も、過ぎたるはおよばざるがごとし
ということなのでしょうかface08





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Posted by ネットワーク株 at 11:58│Comments(0)九州営業所にっき
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